今回はF1モナコグランプリのおすすめ観戦席をご紹介します。今回私がおすすめするのは「カジノ・スクエア」です。華やかなモナコを象徴する「カジノ」の前にある観戦席です。チケット購入する際は「B席」と言う名称になります。
カジノ・スクエアがおすすめな理由①華やかなモナコを味わえる
モナコといえばセレブが集まるゴージャスで華やかな印象がありますよね。そのゴージャスで華やかなモナコの景色を味わいながらF1を観戦できるのが「カジノ・スクエア」なのです。観戦席右側にはオテル・ド・パリ、正面にはカジノ、左手にはカフェ・ド・パリがあり、「あの華やかなモナコでF1を生で観戦している」という実感が湧きやすい観戦席だと思います。
カジノ・スクエアがおすすめな理由②間近で味わうF1サウンド
F1マシンは写真右手の「マスネ (Massenet)」からやってくるのですが、オテル・ド・パリの建物の影響で、マシンが見えてくる前まではあまり排気音は聞こえてきません。しかし、コーナーを曲がってカジノ前に入ってきた瞬間には爆音が轟き、コーナー出口は観戦席スレスレまでアウト側にマシンが来ます。そして「ミラボー (Mirabeau)」まで全開で走るため、本当に鼓膜が破れるのではないかと思うくらいのエギゾーストノートを楽しむことができます。カジノ・スクエアは、このF1サウンドを間近で楽しめる絶好の観戦席です。
写真はミハエル・シューマッハ。私がモナコに行った2011年当時はかなりハイノーズでした。リアウイングはナロー&ハイマウントで今のマシンと比べるとちょっとダサいですね。
モナコグランプリ特有の壁ギリギリを攻めていくところがエキサイティングです。2011年当時はV8自然吸気エンジンだったため、鼓膜を破るかのごとく劈く甲高いエギゾーストノートがとても魅力的でした。
マクラーレンのジェンソン・バトン。サイドポンツーンが独特な形状をしていました。
フェラーリのフェルナンド・アロンソ。モナコでも絶大なる人気で観客は「フェルナンドー!」って叫んでいました。
ザウバーの小林可夢偉くん。モナコでは良い走りをしていました。
セーフティーカー出動です。レッドフラッグが出ているので中断です。ザウバーのセルジオ・ペレスがヌーベル・シケインで減速しきれずにタイヤバリアに大クラッシュ。とても激しいクラッシュだったため、もしかしたら…ととても不安になりましたが、一命は取り留めました。よかった…
予選ポールポジションはセバスチャン・ベッテル!この当時のレッドブルとベッテルは敵無しでしたね。
いかがでしたでしょうか。カジノ・スクエア前はご覧の通り、目の前にカジノがあり、右手にはオテル・ド・パリがあり、ゴージャスなモナコの風景を満喫できる素晴らしい観戦席です。
カジノ・スクエアは何曜日に観戦するのがおすすめ?
カジノ・スクエアが華やかなモナコグランプリを楽しめる観戦席だということは理解したけれど、結局何曜日に観戦するのがおすすめなの?と疑問をもった方もいらっしゃるかもしれません。それも当然で、モナコグランプリには他にも素敵な観戦席がいくつかあるので、「何曜日にどの観戦席を選ぶか?」という問題はモナコグランプリを観戦しようとしている人の最大のお悩みポイントだといえます。
結論、カジノ・スクエアの観戦は「土曜日予選」がおすすめです。
なぜかと言いますと、カジノ・スクエアは、「木曜日フリー走行では豪華すぎる」し、「日曜日決勝」では少し物足りなさを感じてしまう恐れがあるからです。ビールに例えて言うなら、「生小」では物足りず、「生大」だと量が多くてぬるくなってしまう。つまり、土曜日予選でのカジノ・スクエア観戦は、「生中」のように「楽しむ」と言う目的に対してとてもバランスの良い観戦席と言えるのではないでしょうか。
これからF1モナコグランプリを観戦しようとお考えの方、カジノ・スクエア前は土曜日予選がかなりおすすめです!その他、木曜フリー走行や決勝のおすすめ観戦席もご紹介していますので、ぜひそちらの記事も併せて読んでいただけたら嬉しいです。
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