ホワイトデーの贈り物に「ほんのりストロベリーが優しいバゲット」

ホワイトデーの贈り物といえば洋菓子を思い浮かべる方も多いと思いますが、たまにはいつもと違ったホワイトデーを演出するのも良いですよね。「ほんのりストロベリーが優しいバゲット」であれば、ほんのりストロベリーの甘さとバゲットの香ばしさが、いつと違うホワイトデーを演出してくれるはずです。もちろん、ホワイトデー以外にも記念日や日常の感謝の気持ちとしての贈り物としても最適です。

ほんのりストロベリーが優しいバゲットのレシピ

準強力粉100%、フリーズドライパウダー(ストロベリー)6%、硬水(コントレックス)29.6%、軟水(水道水)44.4% 塩2%、インスタントドライイースト0.025%、ユーロモルト0.8%、ホワイトチョコチップ適量 フリーズドライフレーク(ストロベリー)お好みでホワイトチョコチップをつぶジャム(いちご)と置き換えるのもおすすめです ※家庭用オーブンでバゲット2本仕込みであれば、粉量は300g程度が目安

フリーズドライパウダー(ストロベリー)、フリーズドライフレーク(ストロベリー)、ホワイトチョコチップは富澤商店さんの物を使用しています。

準強力粉100%、フリーズドライパウダー(ストロベリー)6%、インスタントドライイーストは、あらかじめミキサー内で混ぜておく。硬水と軟水をブレンドした水74%の中に塩2%、ユーロモルト0.8%を混ぜ合わせておく。

3分間ミキシングを行い、ミキサーから取り出した生地は軽く丸めておく。※家庭用オーブンでバゲット2本仕込みであれば、この時点で2つに分割しておくと成形の時に綺麗に四角形に広げることができるのでおすすめです。こね上げ時の生地のグルテンは繋がっていなくてもOK。15分後にパンチを1回目を行い、その15分後に2回目のパンチを行うことでグルテンをつなげていく。1次発酵は17℃で18時間発酵させる。途中のパンチは一切行いません。

美しいバゲットを作るためには、成形の時の「巻き」がポイント

18時間後の膨倍率は2倍程度。粉300g仕込みでミキシング後に分割している場合は、すぐに生地を取り出して成形に入ります。一次発酵後に分割する場合は、分割後に軽く丸めて20分ほどベンチタイムをとります。

ほんのりストロベリーが優しいバゲットをきれいに焼き上げるためには成形の時の「巻き」がポイントです。ポイントは2つあります。1つめは「生地をきれいな四角形に伸ばして成形すること」です。生地の厚さは1cm~1.5cm程度に均等に伸ばしていきます。生地の気泡などは気にせず指先で生地を押して伸ばしていきます。ここできれいな四角形に伸ばせるかどうかでバゲットのシルエットが決まりますのでぜひポイントを押さえてみてください。

ポイント2つめはフリーズドライフレーク(ストロベリー)やホワイトチップを生地に入れるタイミングです。フィリングを入れるタイミングは、三つ折りの上側を折った後からです。理由は、四角形に伸ばした後にフィリングを入れてしまうと、焼成時にフィリングが生地表面に出て過ぎてしまうからです。ですので、フィリングを入れるタイミングは、三つ折りをした後の生地が少し厚くなったタイミングで行いましょう。フィリングを並べたら三つ折りの下側もおります。

三つ折りが終了し生地が長方形になったら、一度生地を指で押して均等な厚さに伸ばしていきます。生地の厚さが均等になったら、2回目のフィリング入れになります。生地の上側にフィリングを並べて、奥側から3~4cm程度手前側に折り返してフィリングを包んでいきます。これが1回目の巻きです。包み終わったら、下側の生地の巻きます。この時点でクルクルと2回巻いている状態です。

つなぎ目はしっかり閉じて生地表面が張った状態ができたら、生地を転がしながら太さを均一にしていき、約40cmくらいの長さになるまで軽く伸ばしていきます。成形が終わったらキャンバス布に生地をのせ、ひだ取りをして左右から生地を支えましょう。

最終発酵は室温で約30分。クープを入れやすくるために表面をわずかに乾燥させる。

最終発酵は室温(20℃~24℃)で約30分とり、その間にオーブンを最高温度で予熱しておきましょう。クープを入れやすくるために表面をわずかに乾燥させるのがポイントです。季節によっては湿度が高く、生地表面が湿ってしまうことがありますが、その際はクープ入れする前に軽く粉を振ってクープの引きつれを防ぎましょう。

最高温度での予熱が終わったらいよいよ焼成です。私の場合、さらに下火を強化するためにストーンプレートを別途加熱を行行っています。遠赤外線効果の高いストーンプレート使って生地に一気に火を入れることでクープを開かせています。※くれぐれも自己責任で安全第一でお願いします。

布にある生地は取り板(バゲットと同じ長さの薄い板)を使って取り出し、スリップピールに移します。切れ味の良いクープナイフでクープを4本~5本いれて、素早く窯入れします。窯入れ後は多めのスチームを入れます。私の場合、オーブン床に熱湯を80~100ccくらい入れてスチーム発生させています。

窯入れ後の最初の3~5 分は最高温度で焼成し、オーブンキックさせます。窯入れした3分後には温度を220℃に落として約12分焼成します。その後、焼きムラを防ぐために生地の向きを変えて220℃で約12分焼成します。焼成時間はトータルで約27分です。

発酵・成形・クープ入れ・焼成時のスチーム量・焼成温度などの工程がうまくいけば、エッジの立ったきれいなクープに仕上がります。

カット断面は適度に気泡が入り、フリーズドライパウダー(ストロベリー)の自然なピンク色のクラムの中に、フリーズドライフレーク(ストロベリー)がアクセントとして映えます。

バゲットを口にした時に、最初はバゲットのクラストの香ばしさを感じた、クラムのストロベリーの甘酸っぱさとホワイトチョコの甘みが口いっぱいに広がります。バゲットそのままでもほんのり甘くて美味しいですが、ストロベリージャムやクリームチーズと合わせて食べるのもおすすめです。

いかがでしょうか?ストロベリーの優しいピンク色のクラムに甘酸っぱい香りがとても印象的なバゲットです。もちろん、低温長時間発酵の小麦の甘さや香りもしっかりと感じられます。このストロベリーの優しい甘酸っぱさは大人も子供も喜ぶのではないかと思います。大切な人へのパンの贈り物として、ぜひ一度試してみてください。

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